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ライブ備忘録(お笑い、旧J事務所)

【note再掲】Dancing☆Starプリキュア The Stage (2023/11/11)

注:この記事は2023年11月14日にnoteに掲載したものを再構成したものです。2024年1月現在、元記事の削除予定はありません。

【ネタバレあり感想】Dancing☆Starプリキュア The Stage (2023/11/11)|くれない

 

 

友達にお誘いいただき、『Dancing☆Starプリキュア』を観てきました。楽しかった!!!

以前から2.5次元舞台を観てみたいと思っていたので、プリキュアというよく知っているコンテンツで2.5次元舞台童貞を卒業できたのがよかった。舞台は学園モノで部活が登場し、生徒や他の人の心の闇が怪人(イビルダンサー)として出てくる、という設定。私は今(2023年11月当時)『仮面ライダーフォーゼ』を観ているのですが、『フォーゼ』で学園モノへの適応力を高めていてよかったと思いました。

男子プリキュアってどうなんだろう、と思ってましたが、内容はめちゃくちゃ「プリキュア」!! 主人公がふとしたきっかけで変身し、戸惑いながらも受け入れるという流れ、超「プリキュア」やなと思いました。正直、プリキュアは「Yes!」から「フレッシュ」そして「スター☆トゥインクル」しかマトモに観られていないので例外があるかもしれないのですが、私のイメージする「プリキュア」は主人公が選ばれる→困惑するも納得し受け入れる という流れを踏みます。あとオープニングソングの入り方もすごいプリキュアやった。言葉にしづらいけど。超プリキュア

ただ、演者が男性かつ「イケメン俳優」なのでプリキュアというよりはスーパーヒーロータイムを観る感覚で観ました。内容はめちゃくちゃプリキュアなので、ニチアサの90分の良いところを取り出してギュッとした感じです。

 

変身バンクの演出、良かったです! ダンスとプリキュアの変身の親和性すごいな。照明とダンサーと映像をぜいたくに使っていて、好きだった! サンケイホールブリーゼなので不可能なんですけど、でけぇ箱で特殊効果とか使ってるバージョンも観てみたいな。爆発とか……

パドドゥ(和合真一さん)、語尾に「~~パド。~~ドゥ」ってつけるんですけど、その時に「名前を覚えてもらいやすくなる」と言っていたのが面白かったです。確かに、スター☆トゥインクルプリキュアのプルンスも「プルンスでプルンス」って言うてたしね。嫌でも覚える。合理的。ところでパドドゥの人間態が「おっさん」というやつ、それもそうで、妖精がそんな都合よく美少年美少女になれるはずが無いんですよね、ココとナッツが異様なだけで、という、妖精界のリアルを見せられた気になりましたね……(笑) まあ和合さんはおっさんじゃないと思うのですが……

室井先生(伊藤裕一さん)怪しいと思っていたらちゃんと怪しかったな……。というのも、私は今『フォーゼ』を観ているので「教員キャラ」への信頼度がほぼゼロなんですよね。(あとそのせいで室井先生の怪人態があるんじゃないかとも思ってしまった。プリキュアなので、ありません。)『フォーゼ』の推しが速水公平/リブラ・ゾディアーツなので、「教員」、「敵幹部」という共通点をなんとなく重ねてしまったのもあるけど、室井先生かなり好きでしたね。

客席降りやカーテンコールでは室井先生と内海くん(TAISEIさん)がよく絡んでいてニコニコしました。TAISEIさんが所属するG.U.Mというグループ、高校の時の友達が追いかけていたのでメンバーの名前だけ知ってて。TAISEIさんを観たとき、ようやくお会いできましたね、の気持ちになりました。一方的に知ってる知り合いみたいな感覚。

月宮爽々奈/キュアソウル(森田桐矢さん)、好きでした。ニチアサ系列作品(便宜上こうしておきます)の色男には弱いんや……。そして天弦晃雅/キュアカグラ(寺坂頼我さん)はいわゆる「いいとこの子」で、家族とちょっと仲が悪そうなキャラクター。この二人は物語開始以前からプリキュアとして戦っていて、初変身が見られなかったのはちょっと残念だったな。まあ全員の初変身やってたら2時間じゃ終わらんか。
寺坂さんってウルトラマンシリーズに出てましたよね? プリキュアウルトラマンに変身したのは史上初だろうな。この調子で東映特撮にも出演しないだろうか……

黒瀬舞人/キュアブレイク(小辻庵さん)かっこよかったですね~~~~~~~!!!!!!!!! 追加戦士ポジションなようで追加戦士じゃない。ソウル、カグラと同じく先に変身してるんですよね。好きっすね。

星河楽/キュアトップ(田村升吾さん)がいかにも「プリキュアの主人公」で。明るくて、自分を持っていて、周囲を巻き込むエネルギーがある。彼の存在がこの作品をプリキュアたらしめていると思います。それに対して冷静な夏目颯斗/キュアロック(滝澤諒さん)は確実に女児の初恋泥棒枠です。間違いない。トップとロックが背中合わせになるところアガりましたね。
滝澤さんは「戦国炒飯TV」に出てましたね。うつけ坂好きだったので観られて嬉しかったです。

お友達が運よく通路から3列目のお席を当ててくれて、客席降りを堪能させてもらいました。みんなかっこいいですねえ。ミーハーなので、推しはいないけど、近くに来てもらえると嬉しいですね。劇団四季のCATS観に行ったときも近くに猫ちゃん来てくれて嬉しかったもん。

 

終わり方的に多分続編あるよね? パドドゥの「今"は"相方が居ない」というセリフがすごく気になるし、ソウルとカグラ、ブレイクの初変身でも1エピソードは作れると思うし。そもそも大ボスが倒れていないような気がする。

全体を通してすごく楽しかったです。明るい、お金のかかってそうな舞台は良いですね。好きです。続編あったらまた観に行きます。